誰でも使えるオトクなチケット「青春18きっぷ」。JRが年に3回発行しており、JRの普通列車に乗り降り自由になります。
しかし路線に疎い人からしたら、どこまでが青春18きっぷで利用できるかの判断も難しかったりしますよね。
今回は青春18きっぷで利用できる乗り物のほか、追加料金を支払うことで利用できる乗り物、青春18きっぷで利用できる乗り物だけで乗換案内を出す方法を紹介していきます!
青春18きっぷで乗れる電車は?バス・船も乗れるって本当?
◎青春18きっぷが使える乗り物
・普通列車、快速電車
・BRTバス高速輸送システム
・宮島フェリー
など
青春18きっぷではJRの普通列車だけでなく、東北のBRTバス高速輸送システムのほか、宮島フェリーなども乗車可能です。
また青春18きっぷに追加料金を支払うことで乗車できる電車もあります。
今回は、青春18きっぷで乗車できる乗り物についてお話していきます(*^^*)
青春18きっぷのみで乗れる電車・乗り物
乗り物 | 区間|詳細 |
---|---|
JR普通列車 | 全国各地 指定席券など追加のチケット購入なしで乗車できる電車 |
BRTバス高速輸送システム | 宮城県・気仙沼市から岩手県・大船渡市の三陸海岸沿い |
JR西日本宮島フェリー | 広島・宮島口駅〜宮島 宮島へ行くためのフェリー |
青春18きっぷのみで乗れるモノには、JRの普通列車のほか、BRTバス高速輸送システムとJR西日本宮島フェリーがあります。
BRTバス高速輸送システムとは、「バス・ラピッド・トランジット(Bus Rapid Transit)の略で、連節バスやバス専用レーンなどを組み合わせることで速達性・定時制を確保したものです。
青春18きっぷで利用できるBRT高速輸送バスシステムには、宮城県の気仙沼〜岩手県の大船渡市の間を通っているものがあります。
東北へ行く予定のある方は、利用してみるとまた味のある景色が見られるかもしれません。
続いてJR西日本宮島フェリーとは、宮島口から宮島へ行く際に利用できるフェリーです。
宮島へ向かうフェリーには2種類あり、ひとつが「JR西日本宮島フェリー」、もうひとつは「宮島松大汽船」という広島電鉄グループの海運会社です。
青春18きっぷで利用できるのは「JR西日本宮島フェリー」なので、間違えないようにしましょう。
指定席券の購入で乗れるようになる電車
乗り物/車両 | 詳細 |
---|---|
グリーン車 | JR東日本の普通車にある特別車両。 追加でグリーン券を購入することによって、利用できます。 |
ホームライナー | 着席を提供することを目的につくられた列車。 乗車整理券(320円〜520円)を購入することで乗車可能です。 |
普通列車の指定席 | 一部の車両には、普通列車のなかに指定席があります。 その場合には指定席券を購入することで乗車可能です。 |
青春18きっぷには、プラスで指定席券などを購入することによって乗車できるようになるものもあります。
JR東日本のグリーン車のほか、全国各地のホームライナー、普通列車の指定席にも乗車可能です。
東日本のグリーン車は東日本にお住まいの方には馴染み深いものかと思いますが、JRの普通列車についている特別車両の名称です。ふつうの車両より、ひとりひとりの座れるスペースが広く、ゆったりと過ごせます。
価格は利用日や距離によって異なりますが最安580円〜利用可能です。
ホームライナーは、着席を目的に作られた列車で320円〜520円で座席指定ができます。「地名_ホームライナー」で検索すると、利用したい地域のホームライナーの情報が確認できます。
ただし最近はホームライナーの本数が減っており、土日祝日は運休の場合もあるので、事前にチェックすることを忘れないようにしましょう。
※また、ライナーとついていても青春18きっぷでは乗車できないものもあります。詳しくはまた別記事にまとめます。

普通列車だけの乗換を調べる方法
お得に全国各地を旅行できるのが魅力的な青春18きっぷですが、路線に疎い電車ビギナーからしたら「乗換プラン」を組むのは至難の業。
かくいう筆者もまだまだ路線に疎いので、青春18きっぷの旅程をたてる際にはいつもこれでもかというほど調べます。
しかし、「乗換案内サイト」には青春18きっぷで利用できる電車だけで乗換案内を表示してくれる機能があるということを最近知りました。
乗換案内サイト「ジョルダン」のPC版では、通常の乗換案内のページに「青春18きっぷ」というタブがあり、そこから検索すると青春18きっぷで利用できる電車だけで乗換案内を出してくれます。
詳しくはこちらの記事で手順を紹介しているので、こちらを参照ください(*^^*)

【まとめ】指定席でちょこっと贅沢
今回は青春18きっぷで利用できる乗り物についてお話してきました。
青春18きっぷではJRの普通列車のほか、バスや船のなかにも利用できるものがあります。
また追加料金を支払うことで、疲労を軽減したり贅沢な気分を味わったりすることも可能です。
戦略的に座席指定券を活用することで、長旅をより楽しめますよ(*^^*)/
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