女ひとりで箱根旅。今回は縁結びを巡りつつ、海賊船で箱根の秘密を探し、最後にはゆったりお風呂につかる週末旅行。
- 箱根神社
- 甘酒茶屋
- 海賊船
- 箱根湯寮(温泉)
お得に!効率よく回るコツをまとめました^^
旅のお供は・・・

青春18きっぷとは??

項目 | 内容 |
---|---|
値段 | 12,050円/5回分 |
発売時期 | 春:2023年2月20日(月)〜2023年3月31日(金) 夏:2023年7月1日(土)〜2023年8月31日(木) 冬:2023年12月1日(金)〜2023年12月31日(日) |
利用可能時期 | 春:2023年3月1日(水)〜2023年4月10日(月) 夏:2023年7月20日(木)〜2023年9月10日(日) 冬:2023年12月10日(日)〜2024年1月10日(水) |
青春18きっぷとはお得に日本各地を旅したい人におすすめなきっぷです。
JR線の普通・快速列車が1日・乗り降り自由になる切符で、年に3回販売されます。
普通・快速列車のみなので、遠方へ行く際に時間がかかってしまうというデメリットはありますが、5回分がついて12,050円。1日あたり2,410円です。
例えば東京から熱海へ行くと通常は片道1,980円(往復3,860円)かかるので1日で1,450円以上お得になります。
同日・同一行程であれば5回分を数人(5人まで)で一緒に利用することもできるので、お友達や恋人と利用しても良いでしょう^^
私の青春18きっぷスタイル

◎青春18きっぷスタイルのポイント!
・楽ちんなワンピース
・日焼け防止の帽子
・歩きやすい運動靴
・チケットホルダー
・カメラケース
・ゴミ袋
私が青春18きっぷで旅行する際のポイントは、以上! 旅行中はたくさん歩くことになるので、動きやすいワンピースと運動靴で。
また、青春18きっぷはチケットホルダーに入れると便利ですよ。

今回は「芦ノ湖きっぷ」と一緒に入れています。最初にはんこを押してもらったあとは、このチケットホルダーに入れたまま手渡してもOKです。(日付のスタンプを確認するだけなので)
ネックストラップつきだと、取り出し不要で落とす心配もほとんどないので安心です◎
カメラもポーチに入れて首から下げておくと、シャッターチャンスを逃すことが減るのでおすすめです^^
また旅行中に出たゴミは、すぐに捨てられるとも限りません。ゴミ箱を探して時間を無駄にするのももったいないので、ゴミ袋を持っていくと便利ですよ!
AM8:00|東京駅を出発

朝8:00東京駅から電車に乗ります。乗車するのは「東海道本線」。
電車のなかで朝ごはん。すこしでも節約するため、おにぎりとチーズを持っていくことにしました。
AM9:30|小田原に到着!

9:30頃、小田原に到着しました!JR線はひとまずここまで。改札を出ます。
ここからは「芦ノ湖きっぷ」での移動。JR小田原駅を出ると、改札を背にして左側に「お得な切符販売所」があります。

ここで「芦ノ湖きっぷ」を購入しましょう。
芦ノ湖きっぷとは?
◎芦ノ湖きっぷとは?
芦ノ湖周遊に便利なフリーきっぷ。
箱根登山電車、箱根登山バス、海賊船に2日間乗り放題!
料金:おとな3,600円/こども900円
芦ノ湖きっぷは、芦ノ湖周遊に大変便利なチケット。2日間使える便利なチケットで、以下の乗り物に乗ることができます。
- 箱根登山電車(小田原〜箱根湯本駅)
- 箱根登山バス(H・K・R線)
- 海賊船(箱根町港・元箱根港~桃源台港)
2日間乗り放題で、大変オトクなチケットです。
芦ノ湖周遊きっぷでどこに行ける?
芦ノ湖きっぷはどこへ行くのに、おすすめなチケットなのでしょうか。
上記の場所へ行くのに大変便利です。
どのくらいお得なのか、次の見出しでお話していきます!
芦ノ湖きっぷは本当にお得??
芦ノ湖周遊をする際の「足」は基本的にバスです。このバスが意外と高い……。
目的地 | 値段(片道) |
---|---|
元箱根港 (箱根湯本〜) | 1,080円 |
甘酒茶屋 (元箱根港〜) | 630円 |
箱根関所跡 (箱根湯本〜) | 1,080円 |
海賊船乗り場のある元箱根港へ行くためには、片道だけで1,080円。往復すれば2,160円になります。
たとえば、次のようなプランだとかかる交通費は以下です。
目的:箱根神社、甘酒茶屋
箱根湯本発
⇓バス(1,080円)
箱根神社|最寄り:元箱根港
⇓バス(630円)
甘酒茶屋|最寄り:甘酒茶屋
⇓バス(710円)
箱根湯本
合計:2,420円
バスの代金だけで2,420円です。ほかに海賊船に乗船したり、箱根登山電車を利用したりすると更に料金がかかります。
項目 | 値段 |
---|---|
海賊船 | 元箱根港〜箱根町港:420円 元箱根港〜桃源台港:1,200円 |
箱根登山電車 | 360円 (小田原〜箱根湯本) |
実際に回れる乗り物は芦ノ湖周辺のバス、登山電車など限定されているので、ほかにも行きたい場所がある場合には実際に計算してみると良いでしょう。
実際の価格は、箱根ナビで計算できますよ◎!
\箱根の公式情報サイト/
箱根ナビ_経路検索ページ
芦ノ湖きっぷを無事GET!

芦ノ湖きっぷ、無事にGETしました!
私は窓口で購入しましたが、オンラインでも購入できます。旅行当日にあまりバタバタしたくない方は、事前に購入しておくと安心です◎

AM9:50|箱根湯本に到着!

小田原駅の「箱根登山電車」改札をくぐると、ホームへ降りていきます。
この時、「芦ノ湖きっぷ」を利用するので必ず有人改札を通りましょう。
注意したいのが、このホームのつくり。ホームへ降りるとすぐ目の前に、ずらぁっとホームが伸びていますが、手前は特急用のホームです。

箱根湯本へ行く登山電車は、そのホームをつっきった先にあるので、ここで立ち止まらずにぐぅっと億へ進みましょう。

そうするとこのように人がずらぁっと並んでいる様子がみえてきます。これが箱根登山電車の列です。これに乗車していきます^^
AM10:00|いざ箱根神社へ!

縁結びで人気の「箱根神社」へ行きます。
個人的に、初めての一人旅の先が「箱根」で、初めて行った観光名所が「箱根神社」だったのでとても思い出深い場所。
この時は一人旅の緊張と、疲労で、旅の途中で気持ち悪くなっていました。
今では海外もひとりで行けるようになったことを思うと、ここ数年でずいぶん頑張ってきたんだなぁと思い、ちょっと安心したりしました。
箱根神社へのアクセス方法!

出発:箱根湯本駅
到着:元箱根港
交通手段:バス
所要時間:20分〜40分
箱根神社の最寄り駅は、元箱根港。ここまではバス1本で行く方法のほか、バス+フェリーへ行く方法もあります。
今回は、バス1本でゆったりと行きましょう。
箱根湯本に到着後、駅を出ると駅を背に横断歩道を渡ります。そこをぐっと左手へ行くと、バスロータリーがあり、ここからバスに乗車します。
乗務員さんが常にいらっしゃるので、乗り場に不安がある方は聞くと良いでしょう。

「元箱根港」バス停に到着。あとは芦ノ湖を左手に湖畔沿いに進むだけ。

奥にちぃさああく赤い鳥居が見えるでしょうか。あれが「箱根神社」の赤い鳥居です。あの近くまでスワンボートで行くこともできます。
私はひとりだったのでさすがに乗りませんでしたが…、いずれスワンボートに付き合ってくれるような恋人もしくは友人と行きたいものです。
釣りをしている人や、芦ノ湖を見ながらぼんやりパンを食べる人などちらほら。
ここで少しのんびりするのも良きです。
さてさて、箱根神社まで約5分程度。のんびり歩いていきます。

しばらく歩くと、箱根神社の赤い鳥居が見えてきます。静謐な雰囲気が漂う入り口。ここでご挨拶をして、参拝しに行きましょう。
箱根神社の参拝方法は?
箱根神社は神社です。神社の礼拝方法は、以下。
また以下のことに気をつけましょう。
◎参拝時にやっちゃいけないこと
・お辞儀をせずに鳥居をくぐる
・参道の真ん中を歩く
・お賽銭を投げ入れる
・アニマル柄のものを着ていく
・短時間でささっと済ませる
お辞儀をしないことや参道の真ん中を歩くことはタブー。後ろが詰まっていたり、混雑している状況だと守りきれない点もあるかと思います。
神様への敬虔(けいけん)な気持ちを忘れずに、参拝することを大切にしましょう。
箱根神社の境内内をゆっくり散策

手水舎(ちょうずや)で手を洗い、ゆっくりと散策していきます。

境内は神聖な場所なので、写真はあまり撮らないほうが良いかなと思い2枚しか撮りませんでした。
赤い壁と、山の木々の深い緑のコントラストが神聖な雰囲気がなんとも落ち着く。
この門をくぐると本堂があります。
箱根神社でお昼ごはん!

お昼ごはんは箱根神社内にある喫茶店にて。
テーブル席のほか、カウンターもあるので一人旅の人でも行きやすいです^^
ここの名物は「俺のうどん赤」。ほかにも次のようなメニューがあります。
今回は「俺のうどん赤」を頼みました!
待つこと数分、到着した「赤うどん」。

このうどんの中に結ばれた麺があると、縁に恵まれるという噂・・・。
ちょっと汚くて申し訳ないのですが…、

残念ながら入っていなかったので、お箸で結びました。
魚粉の香りが効いたうどん。麺はもっちりやわらかめ。
とっても美味しかったです。ここに「俺のうどん赤」専用の七味をかけるとお好みの辛さになるそう。
PM2:00|甘酒茶屋でホッとひと息

続いては「甘酒茶屋」。
江戸時代に創設され、約400年の歴史を持っているお茶屋さんです。
甘酒茶屋のメニューは
◎甘酒茶屋メニュー
・甘酒…400円
・力餅…200円
・味噌おでん…450円
・ところ天…500円
・冷たい抹茶…500円
・しそジュース…400円
今回頼んだのは、甘酒。甘酒茶屋の甘酒は無添加。身体が芯から癒やされます。

甘酒のほか、あったかいお茶と「〇〇の醤油漬け」。なんの醤油漬けだったかは忘れてしまいました…。
でも程よくしょっぱくて甘酒の合間にすこしつまむのが最高でした。

裏庭はこんなふうになっています。砂利のうえにぽつぽつと木のベンチ。和みますね。
甘酒茶屋のアクセス方法
元箱根港からはバスで約10分。とても近いです。
PM3:00|海賊船に乗ろう

芦ノ湖をゆったりクルーズできる海賊船。
箱根神社のある「元箱根港」からも乗船できます。
海賊船には箱根の秘密がいっぱい|謎解きイベントも

海賊船には3種類あります。
そんな中でも今回私が乗ったのは…

「クイーンズ号」。
内装もとってもキレイなんですよ。

箱根と言えば「寄木細工」。海賊船のなかにも寄木細工のデザインがいっぱい散りばめられています。

船の1階からは窓越しに湖がみえます。
海賊船の出発時間は?

海賊船は各港から約40分間隔で出港しています。
休日祝日は混雑するため、早めに並んでおくと安心です。
私は20分前に並びました^^
海賊船の乗り方|きっぷの買い方
海賊船のきっぷは、乗船所で購入できます。
「芦ノ湖きっぷ」を持っている場合には、別途きっぷの購入は不要です。

列に並び、「芦ノ湖きっぷ」を見せるとスタンプを押してくれます。
海賊船の停船する場所は
海賊船が停泊する場所は3つ。
- 元箱根港
- 箱根町港
- 桃源台港
1周すると1時間ほどかかります。
今回私は「元箱根港」から「箱根町港」までぐるっと一周しました。
「元箱根港」→「桃源台港」→「箱根町港」というルートだったのですが、途中の桃源台港で多くの人が下船したので、そのタイミングでゆっくり座ることができました。

これは桃源台で一時停船している時のもの。船を独り占めです。
「芦ノ湖きっぷ」では乗り降りが自由なので、乗船したままでも、降りてもOKです。
海賊船のイベント|謎解きゲーム

今回、箱根へ行くに当たって色々調べる中で見つけたこちらのイベント。
海賊船のなかにある宝箱をみつけて謎を解いていくというゲームです。
上級編と初級編があるので、もし興味がある方は挑戦してみると良いでしょう。
謎解きキットは公式サイトから購入できますよ▶▷▶海賊船公式サイト
PM5:00|箱根湯寮へ行こう

ラストは温泉!今回は箱根湯本駅からバスで3分の場所にある「箱根湯寮」へ行ってきました。
良いのが、数分間隔で無料送迎バスが出ている点。
お客様も多いですが、それをカバーできるくらいのゆったりした広さがあります。
騒がしい湯船はいやだという方にもおすすめです。
無料送迎バスの乗り方

箱根湯本駅から「小田原方面」のバスのりばへ行きます。
ここを下ると、すぐ目の前がバス停ですよ。

この大きな看板に沿って並びます。
箱根湯寮の料金
バスタオルやフェイスタオルを購入することもできます。
浴衣のレンタルもできるので、友人同士や恋人で行った方は借りてみても良いかもしれません◎
すこしでも節約したい場合には、タオル類は持っていくと最大700円分を節約できます。
いざ!入館

料金を支払って入館すると、このように中庭があります。
道に沿って進んでいくと、大浴場ですよ^^

季節が春だったので、このように桜の造花が飾ってありました。
気持ちが華やぐ。
箱根湯寮|お風呂の種類は

お風呂は内湯・露天合わせて5つあります。
このほか貸し切りのお風呂もあるので、ご家族やカップルで行く場合には、事前に予約をしておくと一層のんびりできますよ◎
PM6:00|箱根湯寮で夕ご飯

お風呂を上がった後には、レストランでご飯。

季節のメニューも色々あります。
のんびり湯上がりごはん
今回は次のものを頼みました^^

まず運ばれてきたのは「湯上がりセット」。
ビールに小鉢が2つついて、1,150円。小鉢は「唐揚げ」「ポテトフライ」「枝豆」「砂肝焼き」「塩辛」から選べます。
今回は「砂肝」と「塩辛」に。

炭火で焼いているらしく、香りがとってもよかった。

塩辛もイカがぷっちぷちで美味しかったです^^

続いて運ばれてきたのは「本日の魚 炭火焼き」980円。この日の魚はたしか「ヤマメ」。もしくは「イワナ」だったかな…。

最後にキンメダイ入焼きおにぎり。2個で880円です。
こんがりしている中に、あまくふっくらしたキンメダイが入っています。ちょこっと醤油を垂らしても美味しいですよ。
湯上がりのほっかほかな身体に流し込むビールの黄金色。とくとくと幸せな血の流れを感じました。
PM8:00|帰途
さてご飯も食べたら、帰途につきます。
帰りはグリーン車を利用せず、JRの普通車で。運良く端っこの席に座れたので、のんびりと帰ることができました。
絶対に座りたい場合や、よりのんびり帰りたい場合にはグリーン車を利用するのがおすすめです。
【まとめ】東京から2時間弱!箱根は週末旅行におすすめ
今回は青春18きっぷ+芦ノ湖きっぷを利用し、箱根旅行を楽しみました^^
東京から2時間弱で行けるにも関わらず、自然にたっぷり触れ合うことが出来、最後には温泉につかれちゃう。
都会の喧騒から離れて、ぞんぶんにリラックスすることができました。

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